今日一日だけ薬を使うのを止めよう
薬物依存というのは完全には治らない。しかし、回復して、薬物を使わずに社会生活をおくることが出来るようになる。今日一日だけ薬を使うのを止めよう、そしてその毎日を続けていこう。それがダルクの考え方です。
薬物依存者が平穏な社会生活を送るためには、自助グループ、ナルコティクス・アノニマス(NA)のミーティングに定期的に参加する必要があります。しかし、薬物依存者がすぐにそんな規則正しい生活ができるようにはなりません。そこでダルクが必要なのです。
仙台ダルクのプログラムは9ヶ月を入寮期間の目安として回復のプログラムを提供しています。薬物依存者が、NAミーティングに参加しながら社会生活が出来るようになるためには、それぞれかかる時間は異なります。ダルクはいわば、そこまでの橋渡しの場なのです。
「I can’t, We can.」
1人では出来ない、でもみんなとなら出来る、をモットーに「今日一日」薬を使わない生き方を共に見つけていきましょう。