『仙台ダルク』は、お金を得る為のプログラムでも、政治のグループでもありません。 『仙台ダルク』は、薬物依存者が、回復・成長するための共同体です。これが唯一の目的です。スタッフの一定の決断と手続きを経れば、どんな薬物依存者でも入ることができます。 この共同体ではどんな薬物依存者であっても決して差別されたり、軽蔑されたりしません。薬物依存者には、愛することは勿論、すべての責任を取る能力さえあります。薬物依存者が、愛し、愛されるということを信じています。 『仙台ダルク』の第一の目的は、クリーン(薬物を使わないで生きる)を保ち、社会へ戻ること、薬物を使わずに社会生活を楽しめるよう、手助けすることです。 共同体の中では、一切強制されることはありません。本人の自由意志が尊重されます。
プログラムとその期間
この共同体では、一人の薬物依存者の回復と成長に、9ヶ月の期間を目安に考えています。共同体は、刑務所でも、精神病院でもありません。 共同体は、家族そのものです。この新しい家族を通して、本当の自分自身に出会っていきます。本当の自分自身に出会っていきます。その“時間と力をください”。 仙台ダルクは、自分自身に出会えることができるかもしれない家族、共同体なのです。 スタッフは、入寮者に、特には何も教えません。ただ、それぞれ自らの命の責任を取ることだけを教えます。 薬物依存者は、整理される前のジグソーパズルに例える事ができます。自分自身を注意深く見る事ができ、心の状態を整えるためには、本人も、スタッフも、長い忍耐の時間が必要なのです。 家族の方々、見守ってくださる多くの方々、本当にありがとうございます。この共同体では、薬物をたち、家族の中で自分に出会うこと、そして健康な自信を持つことを教えます。 自然に恵まれ、四季を体で感じられるということが、どれほど人の心を癒し救うかを私たちは、心から深く信じています。
利用料
利用料 140,000円 (光熱水費、日用品、お米、調味料等、1日あたり2,000円の生活費を含む) ※初月170,000円 家賃・共益費については、生活保護等の経済的事情により減額、免除などの制度もございます。詳しくは、スタッフにお尋ね下さい。 運営を円滑に進めていくために、仙台市等に助成金の援助を受けています。これにより仙台ダルクは精神障害者枠の地域活動支援センター・グループホームとなっております。そのため、必要が生じた場合、登録をお願いすることがありますのでご了承下さい。
お問い合せ
初めてダルクに訪問される時は、面談の予約を取った上お越し下さい。また、薬物(アルコールを含む)が入った状態での面談は出来ません。 面談のご予約、問い合わせは、月〜土曜日 9:00~17:00です。 tel:022-261-5341