仙台ダルクプログラムの一コマ

 仙台ダルクボランティアスタッフのカズトです。お久しぶりです。
今回のスタッフブログ担当になり、ネタ探しにスマホの写真フォルダを見返していたら先日、宮城県利府町にある県民の森に行った写真があったのでその時のお話をしようと思います。

 仙台ダルクでは、月曜から土曜日(第三土曜を除く)まで午前・午後それぞれ1時間30分ずつプログラムがあり、主にミーティング(言いっぱなし、聞きっぱなしでテーマに沿って自分の過去の経験を話す)を行いますが、
暖かくなってくるとプログラムとして公園に散策に出かけることが良くあります。
 普段は仙台ダルクから近い台原森林公園や、与兵衛沼に行くことが多いのですが、この日は仲間からのリクエストがあったということもあり、車で30分ほど離れた県民の森へやって来ました。

 この県民の森、行きたいというリクエストが度々あるのは、アスレチックがあるからです。
運動が好きな仲間にとってはとても楽しいらしいという話は聞いていたのですが、僕は今回初めてだったので、まずアスレチック入り口の威容に「マジかぁ…。」と早くも及び腰になってしまいました。

写真1

 アスレチックは木とロープを組み合わせたものが多く、足場がとても不安定で体幹でバランスを取る必要があり、普段の生活ではほぼ使っていないインナーマッスルを酷使しながら進んでいく平均年齢40歳超のおじさん達。

写真2

 

 県民の森というだけあって周りは鬱蒼とした森です。

写真3

 

 徐々に慣れてきて童心を思い出し、急勾配に配置された数々のアスレチックを息を切らせながら乗り越えた先に…。

写真4

 ご褒美のターザンロープが待っています。はしゃぐ子供の横で同じようにはしゃぐおじさん達。

写真5

 登ってきた距離の分だけはある長い長い滑り台もあります。めっちゃ楽しい!!

写真6
写真7

 滑り台を満喫してすでにお腹一杯なのにも関わらずまだ待っている急階段…。

写真8

 最後のルートはしんどいと聞いていたのでそれを回避して入り口に戻ろうとしたらそれはそれで急な上り坂が待ち構えていてしんどかったです。

写真9

 1周1時間弱と中々ハードな道のりでしたが、小学生の頃訳もなく塀の上を歩いたり金網をよじ登った経験を思い出す楽しい散策でした。
 僕は酒浸りの引きこもりで、楽しみや喜びというものがアルコールありきになっていて、興味や関心というものがとても薄くなっているのですが、こうしたプログラムを通じて新たな楽しみを発掘したり、喜びを再発見したりと、しらふでの生活もそんなに悪くないなと思い過ごしている今日この頃です。
 
 ちなみに体力に自信のない仲間達は、駐車場近くにある自販機でアイスを買ってのんびりしていましたとさ。ちゃんちゃん。